ネットビジネスで稼ぐのはあきらめよう
最近ツイッタランドで
ツイッターは稼げる
とか
2020年はネットビジネスの年!
とか頭を打ったような発言が飛び交ってたりとかしてなんかだまされてそうな頭が可哀想な人たちにこれは現実を突きつけてやる必要があるなと思いました。
まあ実際のところ稼げるのかもしれません。
嘘は言ってないと思います。
ですがこれだけは断言できます。
お前には無理。
もちろん私にも無理。
なぜか。ネットで楽ちんに不労所得システムを作って脱サラして正月にはハワイに行きたいのに。と、タヌキの皮算用でももうちょっと遠慮するような妄想を繰り広げている人に水を差すのもかわいそうだとは思うけれど。
副業、という言葉が一般的なものになって幾年。賢明な諸君はネットビジネスというものに目をつけたことだろうと思います。
古くはせどり、(ブログ)アフィリエイト、物販や転売、もう少し最近になればyoutube。そして最近のツイッター。
実に色々あります。
私はこのうちyoutubeに手を出しそして見事に失敗した負け犬です。
でも失敗したからこそわかったことがあります。
それは、ネットで金銭を得ようとしても、およそ不可能に近いということ。
もちろん、優秀な人は違います。今からいわゆるネットビジネスに参入しても成功できる人は成功できるでしょう。そんなもんいつの時代も同じです。
東大とか出てて頭がいい人。生まれながらに人に好かれる才能を持った人。
若くて美人なお姉ちゃん、そして先行者。
芸能人にプロゲーマー。
こういうしゅごい人たちが今日から君たちのライバルです。
肩を並べて戦うライバルです。
凡人が少々そういう本を読んだところで敵う相手だと思いますか?
私は思いません。でもまぎれもなくライバルです。
握りこぶしをほどこうがそもそも握手をしてくれる方たちではございません。
その人たちを相手取って1番を目指さないといけません。
私はyoutuberだったのでyoutubeを基準に申し上げますが。
たとえばyoutuberだとそれだけで飯を食おうと思うと、全世界でトップ3パーセントに限られるそうです。
ちなみに登録者が1180人しかいない最底辺チャンネルでおなじみの私のyoutubeチャンネルですが、
実はこれでも上位20%以上にはいます。
いちばんいってた時期で11%かな。
んで年収(スパチャ込みで)4万円だったという絶望的な記録。しかも一番売れてた時でよ。
今は到底発表できません。
ゲーム実況の元祖である有野課長は元より、テレビで活躍なさってる有名芸能人さんも次々youtubeに参入なさってる昨今、何もない、それこそゲーム実況するしか能がない人間が彼ら彼女らに求心力で勝とうと思うと何を絞り出さなければならないのでしょうか。私にはとうてい想像がつきません。
でも価値提供ってそういうことだと思います。もちろんそれに見合う価値が提供できれば話は別ですが。
凡人には無理です、マジで。
もちろんこれってyoutubeに限った話ではありません。各分野のプロが次々ネットビジネスに参入しています。
なかには口がうまい詐欺師まがいな人もいます。私は前職でそういう人を結構見てきましたが、そういう人ってめちゃくちゃ愛想がいいんですよね。
超人当たりがいいの。でも青いスーツをめくったらすげえ模様が出てくるの。
そういう人たちとも競わなければならない時もあるでしょう。
あるいは会社ぐるみでネットビジネスをやっている場合もあります。というと非常に聞こえは悪いですが要は企業アカウントですね。タニタさんやキングジムさんと戦えますか?
なあ、どうやって社会からつまはじきにされたような凡人未満が勝てるんだ?
無闇にネットビジネスを進めてるツイッタラーたちさあ。ちょっと教えてくれないか?
というわけでライバルはもれなく巨大です。まわりの凡人と徒党を組もうと、しょせん凡人は凡人。
でも口の上手いやつがやらなきゃできないとか。学ばないとうまくいかないとか。
うごかないと何も変わらないとか。自分がうまくいかないのは自己責任とか。
そういう美麗字句を立て板に水に流すようにツイッタランドに流し込んできます。
本気にしないでください。
ツイッターにおいて数字は意味はないと宣う人が時々います。
私はそんなことないと思います。ツイッターにおいて絡みがない1は確かに価値の薄い1かもしれません。
でも、1は1です。悪い人にとって食い物にするためにはかけがえのない1です。
そうやって1を、あなたを、ネットビジネスという不毛地獄に引きずり込もうと虎視眈々と狙っているのです。
用途は色々あります。数十万規模でむしり取るあからさまな犯罪行為でなくても。
ポイントサイトの養分とか、なんか物を買わせたりとかスポンサー()とか色々あるんです。
そんな餌になりたいですか?絶対違いますよね??
ネットビジネスに今から参入するのは無理とはいいませんが難しいです。
とっくにブルーオーシャンではなくなっています。
それは今はやりのツイッターにしても同様です。
人生詰んでもう自殺しかない私にできることって多分私みたいになるな、と呼びかけることだけだと思います。
つまり、みなさんには今就いてる仕事を大切にしてもらいたいです。
ネットビジネスに手を出したところで9割9分うまくいかないです。
だから、今を一生懸命生きて、ネットとはよい距離感でよい付き合いをしてください。
厳しい日常のストレスに対するささやかなはけ口としてはネットもツイッターも、ゲーム実況もすばらしいものだと思います。
どうかブログを作ろうとしている人、今一度考えてみてください。
あなたは現実より厳しいネット社会で戦えますか?