ですちごと

今一度輝きたいアンデッドです。ゲーム実況にもあそびにきてね。

ブログの継続って難しいので執筆のハードルを下げるべき

ブログを始めるにあたり、初心者が一番にブチ当たる壁といえば「継続の難しさ」だろうな、と常々思っております。
 
もちろんデキる初心者さんは、ネットの情報のままに「wordpressがいいんだー!」と目を輝かせサーバーを借りて設定していき、その途中で行き詰まるのかもしれませんが。
ちなみに私はそうで、設定が一通り終わったところで満足してゲームクリアしたことがあります。一万円以上ドブに捨ててる。
 
しかしながら最近はWordpressも使いやすくなったりました。PCが不慣れな初心者の方でも比較的気軽にブログを始めることができると思います。
 
が、まあ何で始めるにせよ「継続」できるか否かというのは初心者に限らず。
ブログをどのような形でどのような目的で運営するのであれ、書けば書くほど必ず大きな壁と化して立ち塞がります。

現に私もこのブログ以外にも思い出せるだけで4、5個ブログを立ち上げては挫折しています。先日ブログ20年やっているという内容の投稿をしているひとをお見掛けして、腰を抜かしました。
…私の場合は結構極端ですが、ブログにしろダイエットにしろ、生きるのに必ずしも必要ないことって本当に継続が難しいと思います。
 
たとえばブログを継続しないと私のかわいいわんちゃんが殺されてしまうのであればもっと気合も入ります。が、幸いなことにそんな恫喝をしてくる人はいません。
 

 
それでも、極端な飽き性は動機がないといろんな理由をつけてブログ執筆をさぼろうとします。
 

ネタがない、気が乗らない、なんかいい文章が浮かばない、忙しい、時間がない、眠い、酒飲んだ、ネタがない。ネタがない。ほんとない。

 
成功するためにまずはとにかくブログを書け!たわけめが!と根性論で乗り切れる人はもうそれが一番です。そのまま執筆するのが吉です。
昨今非難されがちの精神論代表選手の根性論ですが、自分を突き動かすため限定であれば全然有効だと思っています。
 
まあでも自分を含め、そんなことで書けるなら書いてるんですよ。やる気がないわけではないのだから。
ただ、ネタがない。何も書けることがない。
読者に有益な記事どころか、言いたいことが何もなく、毒づくことすらままならず貝のように沈黙したい日だってそりゃあるのです。
 
 
そんな時に、というわけではありません。
ブロガーとして軌道に乗ってきたら、きっと使うことがなくなる本ではあるでしょう。
しかし
 
  • 最初の何を書いていいのかわからない、→書けるネタがないと本気で思っている本当に初心者
  • 大層なことを継続して書けなかったことで、ブログを挫折したことがある人たち
 
などに特に読んでもらいたいなと思った本です。
 
この本はとてもやさしいです。ネットでブログ論を声高に謳う人たちとは違います。
あの人たちは書く内容を、ジャンルを、文字数に至るまで全部批判・非難します。
 
  • 読者はあなたに興味ない
  • 読者に寄り添い悩みを解決できる内容でなければ価値がない
  • きれいに体裁を整えたブログじゃなければ誰も読まない。
 
そういう面倒くささを、気にしないでいいよ、と受け入れてくれるのがこの本です。
 
たしかにブログ論っていうのは「読まれる」ブログを書く上では大事なことだというのはさすがの私も否定しません。
ですが継続するには、いささか厳しすぎるルールではないかと思うのですよね。
 
  • ターゲティングした読者の益になるネタを選定
  • タイトルは32字程度でキーワードを盛り込み求心力のあるものに。キーワードツールなども駆使する。メジャーなキーワードでは企業に負けるのでニッチ層を狙うようにする
  • 1記事をキーワードを意識しつつ3000字以上書く。PREP法に沿った記事構成。
  • 読者に寄り添い、結論は一番に出すことで信用を得る
  • 箇条書きやボックス、目次などを駆使してみやすくてきれいな装飾を心がける。
↑みたいややこしいことは一切書いてないんですね、この本って。
とにかく続けよう。とにかく書くために、書くことを習慣づけよう。書けりゃ内容はなんでもいいよ!って勇気付けてくれる大変ありがたい本です。
 

 
自分を厳しく律することができる人や、もうある程度掴んでいる人からすると得るものは少ないかもしれません。そういう人たちはそれこそちゃんとしたブログ論を本なりで学び、知識を活かしたブログを書いて収益を目指していけるのだと思います。
 
しかし残念ながら、そういう人ばかりではありません。何度も言いますが私だって無理でした。むしろ、ダメ人間過ぎて例になりませんが。
けれど今日まで投稿を続けてこれたのは(笑うところ)、この本が「続けれるならなんでもいいよ」と励ましてくれたからです。
ある意味ブログのあるべき姿というのを指し示してくれているのかもしれません。
ブログはもっと自由でいい。
 
とはいえそんな書くために書いたブログをわざわざ読む変人も中々存在しないかとも思います。実際のところは記事数だけ積み上げた、読まれないブログが完成するだけだというのはさすがに見えている未来。
しかし、はじめからブログ論を意識ばかりして文章としてそもそも出力できない→挫折おめでとう!となるよりはよっぽど立派だと思います。
 
……そうは言ってもどこかで本格的に勉強してステップアップの必要はありますけども。
でなければ、昔の私のYouTube動画のような、ただ単に作成しただけの電子デブリが漂うだけになりますけども。
 
そしてまさに今、ゴミを生産してるなう(死語)なのですけども。
 
それでもそれは、自分がゴミを量産していると気づいてから勉強したって遅くないと思います。ただでさえブログは収益化できるまで時間がかかると言われています。3ヶ月とか半年なんかは当たりまえで、まれに1ヶ月とかいるらしいですがそんな化け物参考にもなりません。真似しようと思うだけ時間の無駄です。
 
なんにしろブログは収益化できるまでが長く、じっくり腰を据えて挑まなければならないことを思うと、ブログをただ楽しく書いて慣れる期間を設けるのは逆に有効な気がします。
 
と言ったところで収益できたためしがない私が言うというのがそもそもの笑いどころですけどね!
 
とにかく、ブログまたやろうかなーなどと思う人はこちらの本のゆるさを懐に忍ばせてみたらいいと思います。例によってkindle unlimitedで無料で読めます。
それでちょっとキーボード叩いてみたらいいのではないでしょうか。
文章を書くのってけっこー楽しいのは楽しいですよ。お金にはなんねーけどな!!!